大府→名古屋(20日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:共和ステーションホテル・・・4,800円

当日の行程は、大府(324k728m)から名古屋(342k)まで
徒歩予定距離:22.0km
最高地点:大府市共栄町5丁目・・・海抜32m
徒歩実距離:28.2km(出発後、10:00頃から雨)(08:40-15:25)
基地局新名古屋(342k305m)・・・探訪対象外
中京圏といえば、コメダ珈琲店とかスガキヤが有名であろう。
そのスガキヤで昼食。「大盛特製ラーメン+カレーサラダセット」(11:51)

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これで、840円。やはりそこそこになる。
当日は、スガキヤの店舗写真撮影は忘れなかった。(アップはしない)
当日も番外編として、東海道53次の名古屋一旦終点を訪問。
ブラタモリ」で紹介されていたので、現地確認をする気になった。しかし実は・・・(12:54)

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風情ある旧東海道だが、「ブラタモリ」紹介の左折地点まで連続して歩けないのだ。
現在の道路交通事情によるものは仕方がないにしても、TVではそのことには触れていなかった。で、一旦迂回して、「例の左折する角」がここ。(12:57)

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どんどん道なりに進んできた旅人がこの地点で、「そうか街道から海道になるのか・・・」という感慨を抱かせ意識付けるような、人工的な曲がり角。
その中の一員に加わった後は、海方向に進む。現代の交通事情に従い、歩道橋上から、北方向を見ると

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熱田神宮を構える熱田台地南端が望める。(13:01)
その後、昔日の旅人を偲びつつ南進すると、七里の渡しに出る。(13:06)

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このあたりも「ブラタモリ」でやっていた。
歴史の再体験は、趣深い。

一旦投宿後、コンビニエンスストアに出かけようと堀川を渡ろうとしたら、

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なんと、シナガチョウが3羽居た。こんな都会の中で・・・(16:30)

三河安城→大府(19日目)

昨日の徒歩(予定)地図

 

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昨日の宿泊:東横INN三河安城駅新幹線南口2・・・5,320円

当日の行程は、三河安城(313k)から大府(324k481m)まで
徒歩予定距離:23.3km
最高地点:大府市梶田町・・・海抜46m
徒歩実距離:30.8km(07:50-16:25)
三河安城駅も新設駅なので、増築部が分かる(07:57)

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番外訪問地:依佐美(よさみ)送信所跡
その昔、上京するとき、名古屋から発車した新幹線の右手に、大鉄塔が8本見えていた。

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鉄塔側から新幹線がどのように見えていたか・・・の写真

当時は米軍の「依佐美送信所」と聞いていた。やがて日本に返還された後、鉄塔群は撤去され、記念館が建設されたと聞いていた。
今回、本機会を利用して、無線関連で縁が深い大電力送信所跡地見学をすることとした。
元鉄塔跡地には、それを示すクスノキが2本植えられている。

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元鉄塔址から望む記念館。位置的には、

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右上白矢印の方向から現記念館方向を撮影している。
8本の大鉄塔を示すジオラマもあった。(あまりよく分からないが…)

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やや前後するが、記念館全景は、

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大変興味深くて、1時間も長居をした。
内部の興味深い展示を・・・

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大電力出力用真空管(10:10)

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外部出力端子部(10:37)

当日の昼食は、名鉄三河線近くの「じゅのー」(12:36)

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家庭では出せないソフトでマイルドは味わいだった。
店を出て、歩いているときに、その店の外観撮影を失念していることに気づいた。
だが、もう遅い。
徒歩旅は、人生の濃縮・再確認版なのだ。その時にすることをしていないと、もう取り返しがつかない。あとから「あー、あのときああしていれば/ああすべきだった」は、もう戻らない。すべてゆく川の流れ・・・とどまることなし
目の前にある現実に向かって切り開いていくしかない。

もうひとつ、想定外のできごとがあった。清水橋が通行止。(14:26)

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これも、徒歩旅:人生再現濃縮版、を象徴するようなできごと。
順調に毎日を過ごしていても、当人に関係ない理不尽な作用が働き、思わぬ人生の遠回りを強要されることがある・・・ということ。
当該橋の逆側には、14:58に到着。

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今回の徒歩旅の「一歩」は、人生に比してどのような割合になるのか。
そもそも何故徒歩旅に出たのか。
人間は、元素から発祥し、活動し、老化したあと、再び元素に戻っていく。
旅も、家から出発後、結局家に帰る。その旅の途中で何を為すのか。その意味が分かるのか・・・を考えた約30分間の遠回りだった。
基地局:大府 大府市横根町箕手41-15(323k058m) 35.028078, 136.978717

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旧大府新幹線列車無線基地局。例によってケータイ会社不明。(15:20)

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赤錆が浮いて、保守がなされていない痛々しい状態だった。

幸田→三河安城(18日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:船登屋・・・5,300円


当日の行程は、幸田(298k)から三河安城(313k)まで
徒歩予定距離:21.8km
最高地点:額田郡幸田町・・・海抜49m
徒歩実距離:27.0km(08:05-15:10)
当日の徒歩距離の予定は、20km強なので、楽勝かと思っていたら、違った。
前日夕方から夜にかけて低気圧が通過したため、翌日はそれに吹き込む北風に翻弄された。特に矢作川堤防上は、風に煽られて、意思に反した位置に足を踏み出してしまうことがままあった。
歩き始めてから、「いや~、今日はラクラクだったナ・・・」なんて思えた日は1日として無い。
さて、気を取り直して行こう。切りの良い「300k000m」地点を通過した。

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300キロ地点を時速300キロで通過する

そこから少々のところに「永野トンネル」がある。

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新幹線総局通信指令の当直から統計室に異動した、1983年だったかな。
本「永野トンネル」内下り線壁面部で通信ケーブルが垂下しているのを発見した新幹線電車が臨時停車して、運転士が緊急処置を施した「通信責任事故」が発生したのだ。
藤原通信指令長以下同僚の奥村さんと事故後の資料作りに忙殺されたことを覚えている。
当のその場所に来る機会があろうとは・・・まったく考えてもいなかった。
去来する感慨。

古い思い出に耽ってもいられないので、前進。
安城市の桜井古墳群の北端にある「二子山古墳」間際を線路が通過している。
線路計画時に、幸田から三河安城付近まで直線を地図上に定規を当てて線を引いたと思うが、何たる采配か・・・と思う。

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景観的には樹木が邪魔だ。古墳の形状を損なっているのみならず、被葬者に対する敬意が感じられない。(12:06)

さて、昼食。本旅行ではできるだけローカル食堂を探して入るようにしている。
当日は、吉井町新道39-1にある「きくな」の日替わり定食。(12:47)

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これにワンドリンクで、800円。
味噌汁が豆味噌で、ああ中京圏内に入ってきたのだな・・・と感じる。

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どんどん歩いていたら、線路敷地水路開口部にサギが居た。(14:23)
サギは警戒心が強い鳥で、このような間近で見られることは少ない。
いきなり行き会ったので”サギ”か、と思った。

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リュックサックに取りつけて、モノを提げるのに使用していたカラビナが壊れた。
2つ持ってきたので、もう片方を使用する。

毎日、宿に着くと「洗濯員」に変貌する。
汗をかくので、基本上物は全部湯につけ汗分を溶かす。
洗剤はボディソープを流用。
バスタオルをベッドの上に広げて置き、すすぎ・手絞り後の下着類を展開して、海苔巻きのように丸めて、左端に左足を乗せてぐるぐる回しをして水分をタオルに吸わせる。

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それらを上のように一晩吊るしておくと、翌朝には乾いている。

豊橋→幸田(17日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:前芝館・・・9,720円

当日の行程は、豊橋(274k)から幸田(298k)まで
徒歩予定距離:26.6km
最高地点:蒲郡市柏原町大迫・・・海抜170m
徒歩実距離:25.6km(06:55-14:00)
前芝館朝食(06:30)

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天気予報では、午後降雨とのことで、07:00出発。
在来線と新幹線が交差するときは、大部分新幹線が上を行くが、これは数少ない例外。(08:19)

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在来線が上を走る、三河大塚付近

淡々と基地局巡りをする記事では面白くないとの声があったので、珍しいものを・・・

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ピンク色のクラウン

どうです、なかなか見ませんね。(08:32)

基地局:坂野坂(296k750m)額田郡幸田町芦谷丸山 34.854468, 137.171873又は34.854468, 137.171873
事前の調査では、位置が確定しなかった。
296k500m付近に現代風の鉄塔が林立する一角があるが、キロ程は、296k500m。

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左側2本:NTTドコモ
(電柱数本挟む)
少々背が高い1本:KDDI
その隣:ソフトバンク
実はその奥にやや開けた場所があり、

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旧坂野坂RSは、おそらくこの辺りだったか・・・

目的不明の設備が設置されていた。
その後、296k750m周辺を探索したが、敷地的に可能性がないと判断した。
ということで、旧坂野坂列車無線基地局跡の用地は有効利用されていることが確認できた。

早出をしたので、正午には幸田の「オークワ幸田店」に着いてしまった。
昼は、海苔弁:429円

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そこのイートインスペースで、14時頃まで時間つぶし。
結局行動中に雨は降らなかった。

湖西市→豊橋(16日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:ビジネスホテル鈴屋・・・5,500円

当日の行程は、湖西市(262k)から豊橋(274k)まで
徒歩予定距離:22.5km
最高地点:豊橋市豊清町比舎古 ・・・海抜31m
徒歩実距離:25.9km(08:00-15:00)
宿泊地は、新所原駅隣接で、「鉄分」が多い向きに好適。

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天竜浜名湖鉄道車両が見える

「桃太郎」が牽く貨物は、風情があって良い。

当日で、静岡県から抜ける。10泊を要した。

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手前:愛知県、向こう側:静岡県

境川に架かる「赤池橋」を渡って、愛知県に。
そこから南下すると”養豚場”隣接道路を通過するが・・・むむむ(う〇この匂い)

基地局:白須賀(266k500m) 豊橋市大岩町沢渡92 34.723981, 137.444231

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写真左端にあるキロ程は、「266k650m」なので、位置的に旧基地局があった敷地は当該事務機器会社が買収した・・・と考えるのが適当と思う。(09:28)

昼食は、「三河トンテキJIRO」(11:56)

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1,080円

これは「人形」です。(12:25)

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豊橋駅を海側、下り方向に1~2分歩いたところの飲食店前。

基地局:新豊橋(272k952m)・・・探報対象外

ご当地豊橋のお祭りに行き当たった。お囃子と「爆竹」、更には大音響花火が地域性を感じさせる。(13:20)

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浜松→湖西市(15日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:東横INN浜松駅北口・・・5,225円

当日の行程は、浜松(239k)から湖西市(262k)まで
徒歩予定距離:29.3km
最高地点:湖西市白須加・・・海抜44m
徒歩実距離:32.5km(07:35-16:00)
新幹線開通当時、この辺りはウナギの養殖池が多かった。
その後、産業構造が変化し現在では、打ち捨てられているか、太陽光発電所になっているか・・・

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たまたま門扉が開いていた太陽光発電

こちらも、本当にやっていけるのか・・・疑問だ。

昼食は、浜名湖にほど近い舞阪の「浅草軒分店」(11:30)

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中華そば(大盛):700円
餃子(14個):550円

新居関通過(13:16)

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この辺りは、東海道53次と同道だったが、

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旧東海道は、左に
新幹線オッカケは、右に
別れる。(13:18)

歩いているメリットは、その場の香りが嗅げること。
UCCコーヒーファクトリー前は、珈琲の香り
焼津の鰹節製造の小石安之助商店前は、鰹節の香り
袋井の辺りは、お茶を燻す香り
そして、自動車工場の北側は、鉄と油の香り

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当日で、全区間の半分が過ぎた。
もう半分、まだ半分。

磐田→浜松(14日目)

昨日の徒歩(予定)地図

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昨日の宿泊:くれたけインいわた・・・5,600円

当日の行程は、磐田(227k942)から浜松(239k)まで
徒歩予定距離:18.3km
最高地点:天竜川橋・・・海抜15m
徒歩実距離:19.2km(07:00-15:00)
基地局:浜松(240k700m)
浜松駅構内基地局のため、外部からはアクセス不能につき、対象外。
磐田は、朝からピーカン。(07:04)

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当日も、大河川橋梁迂回の日で、対象は「天竜川」
ここも、電車からの眺望しか経験がない。
東端に取りついたのは、08:14。

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一旦北上し、新天竜川橋を渡り、南下して西端に着いたのが、09:59。

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後は、一路浜松に・・・
午前中に到着し、午後は浜松観光。
事前にネットで調べていた「浜名屋」に。(12:00)

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初めてなので作法が分からず、店の周辺にたむろしている人に待ち方を教えて頂いた。
店員に声をかけて、順番待ちカードを貰い、その辺で待つ・・・というシステム。

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10分程待機して、入店。そして、運ばれてきた日替わり定食:500円。

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食事後は、木下恵介記念館(13:07)

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入館料:100円(館内撮影禁止)

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その後、浜松城に(14:00~)

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天気が良ければ、眺望が開ける・・・らしい。

等で、+7.0kmの徒歩。