昨今、地球温暖化によってもたらされるリスクを訴えるグレタ・トゥーンベリ氏が有名になっている。
今の大人に対して、国連気候行動サミットで
「あなた達が話しているのは、お金のことと経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか
全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。」
と迫った。
恙無い日々の中、子供達は生まれる。
子供達はやがて大人達になる。
大人達はやがて死人になる。
その連綿とした営みの中、ある日に、
「ティッピング・ポイント(小さな変化が集まって、大きな変化を起こす分岐点)」
を通過する日が来るだろう。
「その日」について、彼女は意識することができた。
普通の子供なら、そのような疑問を持つことが無い
少数の子供なら、その疑問を大人に聞き、門前払いされるだろう。
希少の子供は、自分で考え、自分で行動したいと思うが、行動はしないだろう。
彼女は、一人で考え、一人で行動を開始した。
日本人の中からは、そのような人物は生まれないだろう。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
著:ウォルター・アイザックソン
訳:土方 奈美
出版社:文藝春秋(2019-03)
ISBN:978-4-16-390999-8/978-4-16-391000-0
著者は、スティーブ・ジョブズが是非本人の伝記を世に送り出して欲しいと依頼された人物。
現存する約7,200頁の自筆ノートを全て読んだ上で、執筆しているという。現在これ以上の一次資料は得られないことと、最新発見の絵画分析結果も加えている。
この内容を越える評伝は、今後はなかなか難しいと思う。
本書では、レオナルドは、完全無欠の天才ではなかった点についても遠慮なく描写している。
ルネサンスという時代が、レオナルドという人物を育んだと言えよう。
それにしても、2005.06/02に紹介した、
テレビ映画「レオナルド・ダ・ビンチの生涯」(1972)
内で語られていたセリフが本書内のそこここに出てくる。
詳しい内容は、書籍が優れていることは勿論だが、当該ドラマはヴィジュアルならではの生き生きとした描写で、当時かなり本気で時代考証が成されて製作されたことを本書で再確認できた。
「ルネサンス」という言葉を書物に使ったのは、ヴァザーリが初めててあった。上巻p24
レオナルドとルドヴィコ・イルモロとは、同年生まれだった 上巻p66
上巻p191の【図37】の説明
ブラマンテの描いたヘラクレイトスとデモクリトス
は、
ブラマンテの描いたデモクリトスとヘラクレイトス
の方が分かりやすい。
イモラの地図を製作するのにあたって、
都市を真上からみた眺めを地図にする下巻p89
ことはレオナルドが世界で最初であった。
ブラジルに到達したアメリゴ・ヴェスプッチは
「さまざまな理由から新大陸と思われる土地に到着した」
と正しくパトロンたちに報告した、このため
新大陸はアメリゴにちなんでアメリカと命名された、 下巻p96
というようないきさつがある。
5月初旬の屋根工事中期間に、十字路はす向かいのお宅に救急車が来て、ご主人が緊急搬送された。その時はご本人が歩いて救急車に乗車されていた。
今日午後、喪服の人々がクルマでやって来た。
白木の箱と遺影と見られるものがちらと見えた。
確認していないが、ご主人だったのだろうか?
秋月で大容量インバータ購入
台風15号で長期間停電が発生した。
停電時のAC電源確保だが、発発は燃料確保・潤滑系統の保守等、保管時に各種懸念事項がある。
そこで、考えたのがクルマのエンジンのオルタネータの先にあるバッテリのDC12V電圧をAC100V化する、インバータの導入。
バッテリのDC12Vは言わば保証されているようなもので、それに接続する静止型の機器でAC100Vを確保する方法で行こうと考えた。
今車載しているのは、150Wクラスのもので、髭剃りの充電程度しか対応できない。
ということで、秋月電子八潮店で販売中の最大容量:KV-3000を購入。
14,000円のところ、30cm程度の電源ケーブル無しのため、千円引きで13,000円。
動作確認したところ、無負荷時:3A消費していた。
計算上全負荷3000W時、実に250Aが流れる。対応するDCケーブルの用意が必要だ。