中学2年の頃から、勤めに出て数年するまで実家で飼っていた。
小生が、猫を飼いたいと、母に言ったら、知人から手配してくれたようだ。
最初に農協で出会ったときは、ひもくくられていた。
三毛の仔猫(♀)であった。
家に連れて帰った。
そのころ、自宅周辺は野良猫の巣窟で、おなじみさんも居て、まだ子猫の彼女が我が家テリトリーにちゃんと居着けるか心配であった。
当初は、宅内で世話していたが、管内警ら中の野良猫と顔合わせする時が来た。
網戸ごしに、ニャーニャー鳴きあった。
それから、(それまで外に出ることは意識外であったようだが)やおら外部世界を認識したようで、ある晩ついにツメを出して外に出たがったので、そのようにさせた。
ひょっとして、もう帰ってこないか・・・と思ったが、次の日に何事も無いような顔をしてひょっこり帰って来た。
どうやら、確固たる地盤を築いたようで、内外兼用の猫足が誕生した。
結局、名前は付けなかった。