いわゆる屋号をどう命名するかで、イメージがかなり決定されるところがある。
あまりに一般名詞的だと、埋没してしまう。
日本○○というのはよくあるパターンだ。
あまり、工夫されたところはないが、業界を代表する企業なら肯首できるところがある。
そうでないと、無理をしているようで、名前負けと取られてしまう。
一般的には、業界関連(○○工業、○○製紙)が多いようだ。
創業者の名字から創出されることもある。
また、地名にちなんだものも見受けられる。
ユニークな名前にして、注目を浴びることを狙ったものもある。
さて、
ギリガリゴリ・バオーン
これはなんだ。と思われるだろう。
実際にこの名前の会社は、ない。
旧株式会社藤田組(現株式会社フジタ)が1960(イケイケドンドン)年代に、青年重役登用制度とか、元気が良かったころ、藤田組に代わる新会社名をつけるとしたら・・・で、朝日新聞に紹介されていた、名前である。
なんでも、斬新で何をしている・何をするか判らない可能性がある、ということだったと記憶している。
もし、本当にこの名前に変えていたら、どうなっていたただろうか。
ゼネコン不況の大波にやはり、飲みこまれていたか・・・ただろうな。