「31年前のヨーロッパ一人旅日記」開始について

今から31年前・1974年の夏、ダイヤモンド社主催の「ダイヤモンド・スチューデント・ツアー」にて約1ヶ月間ヨーロッパ旅行をした。
大学・高専の最終学年生を参加資格対象とし、往復航空機はチャーター機を飛ばします。あと国際学生証(IDカード)とユースホステル(YH)カードとヨーロッパ鉄道1等乗車可能なユーレイルパスとクック時刻表を支給するので、中の期間は学生さんどうぞご自由に回って下さい、というものだった。
ちょうど姉の旦那さんの妹さんがフランスに滞在中であったことから、とりあえずロンドンにいた彼女の友達と、フランスのディジョンにいた彼女に会うことを目指し、その後は時間の許す限りヨーロッパを回ることを目的とし参加した。
行路的には、宿代を浮かせるため夜行列車であちこち、後から思うと無駄な行程を取っているような気がする。今同じスケジュールでの行動は無理だろう。若さは素晴らしい。
旅行費用(当時29万円!)は、ローンを組んだが、母親から莫大なる援助を頂いた。親の恩は海より深い、というが、そのとおりと、いましみじみ思う。
もとネタは、キングジムポケットメモNo.25(A6版ルーズリーフ)に毎日時間を見つけて手書きしていたものである。
その後、幾たびかの引越し時にも忘れず一緒に持ってまわっていた。
今回ブログを利用し、31年前の同月同日の内容を公開させて頂くことにした。
以前も記したことがあるが、このブログの仕組みなかりせば、テキストデータに再入力されることは無かったと思う。世の中の進歩に感謝する。
旅に出て自分で考え行動すると、自己反省ができる。また地理的にも外部から見ると、日本社会の良い面とその反面が分かる。この旅は小生において収穫が大きかった、と思っている。
でも、読み返すと、自己の性格は基本的には全然変わっていない気がする。
基本的には、そのまま転記しているが、明らかな思い違い等の誤記は訂正している。
読者理解用途に適宜内容追加部もある。
人名は、一部変更部ある。
地名固有名詞表記ブレあるが、そのままにした。
明日から、スタート。