(1974年)7月26日(金)、1日目

4時起床。バスでCity Air Termialへ。
IDカード・YHカード・ユーレイルパスの所持をチェック。
ハイライト1カートン=650円だそうで、野中さんが喜んでいる。
5:30頃着いた。
説明聞いて、チェックして6:00。
7:00の出発までの時間、ハラヘッター!眠いよー。
免税店プライスリスト
大関(超特級)700ml:2,100円
ハイライト(20本10箱:1カートン):450円
ホープ、セブンスター、チェリー(同上):470円
ダンヒル(同上):700円
ラーク、マルボロ(同上):780円
シャネル#5 1/2:5,300円
ダナ社タブー 1/2:4,200円
ナポレオン(クルボアジェ、カミュレミー、ビスキー):5,500円
ジョニ黒:1,840円
バランタイン17年:2,300円
オールド・パー:1,800円
ピンチ:1,800円
ベル・デカンター:3,600円
グランツ・ロイヤル:2,500円
グレンフィディック:2,000円
シーバス・リーガル:2,000円
サントリースペシャリザーブ:1,350円
同・オールド:990円
同・角:800円
同・VSOP:1,500円
同・XO:2,160円
1ドル:300円
なんやかやで、TIADC-8は、9時40分日本(羽田)発。
10時15分、太平洋上に出たのダ。
16:50(JST):22:50(アラスカ時)、アンカレジ着。
ハガキ10¢×2・・・無理に買わなくても免税店に宣伝のがあったのに。
アメリカの警察官、でかい。一緒に写真を撮りたかったが、どう声をかければいいのか分からず断念。
切手18¢×2。姉と家に出した。
時間が前後したが、11時頃朝めし。ベーコンとパン揚げもの。3時頃サンドイッチ。どちらもコーヒー付。
・次に姉に手紙を出すときの注意点
 TIAであること、DC-8であること、もちろん北回りで、松本からの特急はリュックに座ってエラカッタこと。
19:30(JST)Mid Night Sun
ps.TIAのトイレの水は青色であった。
第1回飲み物サービスはパス
第2回飲み物サービスは、ビールBudweiser
何食かわからないが出た。リンゴとビスケット。そののち気分が悪くなった。サンドイッチ&ミルク。半分も食べられなかった。
飛行機が、下降して雲の下に出てくると雲の切れ間から日の光が柱状に地上に射していて、その地上というのは緑の中に赤い壁や屋根の家々が点在しているという感じである。
なるほど、日本とは違う。ヨーロッパにきたのだなぁ。ここでも人間が生活しているのだなあ。
機上から、1958年ブリュッセル博のモニュメントであるアトミウムタワーがチラッと見えた。
飛行場は、さすがに外人ばかり。7:30PM(現地時間)
野中さんに10$をベルギー・フランに換えてもらった。
バスでホテルに着いて、部屋を割り当てる時、同室予定の人が部屋を代えてくれと言ってきたが、自分の入るべき部屋がなかなか見つからず、思い荷物を担いで右往左往。
エレベータの扉はアコーディオン式、入り口と出口が反対方向で戸惑う。
まだ、英語を話すときには構えてしまう。あがるのだろう。
しかし、ベルギーには、日本車が多い。セリカを筆頭にトヨタ車をあちこちで見かけた。
今日は、中途半端にしか寝てないので、眠い、早く寝よう。
ベルギー・ブリュッセル23時、現地時間。
<解説>
TIAというのは、当時あった米国のチャーター専門の航空会社。