(1974年)7月29日(月)晴れ、4日目

例によって6時半から目が覚めた。
下痢だ。腹が減ると、腕がすっと高くなるような気がして、力が出ないのが良く分かる。
ホテルは4人部屋で、自分は早くから寝、そのときは一人だったが、朝起きると向かい側の2段ベッドに二人(フランス人?)。寝ていた自分の下にいるべき、昨日ちらと見たカメラを持ったお兄さんはいなかった。
8時の朝めしまで、空腹を抱える。
9:15ブラッセルのトイレットペーパはまぁまぁだった(SCOTT)けど、ロンドンのは、つるつるで全然ついてこない。何がって?もちろん、アレが!
朝食は、コーンフレーク+パン。オートミールは全然うまくない。紅茶がうまく煎れられなくて苦労した。
8:50出発
カギを返したら、1ポンド返してくれた。
アそうそう、ロールス・ロイスを見たぞー
電源電圧は、240V。
山高帽は被っていなかったけど、蝙蝠傘をもったGentlemanがいた。
Pimlico駅からMaidaVale駅まで乗り換え1回。20P←切符を買うとき自動販売機が壊れていた。駅員がすぐ傍にいたので助かった。
地図を見るとすぐにだいたい分かった。電話代10P。
下手な英語でしゃべりだしたら、日本語で答えが返ってきた。
姉の旦那さんの妹さんの知人がロンドン滞在中のアテンドをして下さるのだ。
お家はすぐ分かり、少しお邪魔した。
典型的なロンドンの住宅、という感じ。
犬がいた。マルチーズ
馬目さん。ありがとうございました。
しかし、水がこうも人間の生活様式を変えるとは。ここでは地下室は当然だが、日本でこんなことをすればすぐ水分が上がってきて湿気てしまうだろう。
しかし、イギリスだなあ。うれしくなっちゃう。
アビーロードがすぐそこにあるし、クリケットの試合を見た(TV)。BBC1、BBC2とITV1とITV2がある。イギリスの紅茶とさくらんぼをおごられた。
ABBY ROADに早速向かった。録音スタジオがあった。2枚写真を撮り、2階建てバスでピカデリーへ向かった。人通りが多く、ノーブラにびっくり。トラファルガー広場ウエストミンスター寺院、ロダンカレーの市民がある公園に行ってから、ナショナルギャラリーに入ろうとしたら、リュックがあるので断られた。ので、バッキンガム宮殿で衛兵を見て、ビクトリア駅からホーランドパークまで、15P。
ところであちらでは、"X"filmというのだなぁ。
ホーランドハウスのYHで満員と断られて、ブロンプトンのYHに行ったがだめで、紹介してもらったホテルに行った。途中で道を聞いたイギリス人は親切にも205 Earls Court Roadに連れて行ってくれた。
このポパイの漫画出てきそうなおじさんが、言うには、ここの人は18:20に帰って来るから入れてくれる言った。のが14:30。
それでは、というので、途中で4P×2の絵ハガキを買って、ケンタッキーフライドチキンの店に入ったら、日本人(?)がいた。
「あなたは、日本人ですか?」と聞いたら、
"No,I'm Malasyan."と言って、アーレマ、という感じでした。
65pのチキンボックスを買って、そこで家と田口先生にハガキを書いた。
店を出るときに兄さんに「バーイ」と笑顔で言って分かれた。
途中、食料品店でオレンジジュース18-1/2np チーズ9np←このチーズがクセモノだった。
18:30にホテルに入り、部屋に入り、さてチーズを食べましょうと思って開けたら、日本の便所の臭いがして、中身を舐めたら刺激が強かったので、残念ながら捨てた。
しかし、腹がおかしい。ちょっと食べると吐きそうになる。
そうそう、馬目さんにはインスタント信州味噌汁を進呈した。
今日、分かれる時翌日13時に約束したが、その駅名を忘れた。困ったなあ。
21:30に窓から1枚アールズ・コートの街の写真を撮る。
どうもいけない。油っこい物のことを考えただけで、ゲーしそうになる。
風呂は、写真で見たことがある典型的な「バスタブ」という感じ。お湯を貯めてゆっくり入った。
<解説>
ホテルの名前は、O'Callaghans Hostel:ウェブサイトで調べた現在の名称(当時名称は記載無く、不明)
 
下段は、現代ブログ欄。
帰路、秋葉原千石電商に寄る。
社外品のiPod用USB充電ケーブル購入目的。
当初付属のケーブルは、常用PCに括り付けしているため、外出先での充電は諦めていたが、トラックバック先の貴重な情報があり、可能になった。
大感謝。
ただ、当該商品群は千石電商のWebサイト上では検索できないので、アップルジャパンに気を使っているのが伺える。
更に、秋月電子で、2SC3890を2個で100円。用途は、秘密。
(ちなみに、今日がブログ開始200日目)