(1974年)7月30日(火)曇、5日目

ここでも、起きてみると、毛唐が二人帰ってきていて寝ていた。
水みたいな便!
この料金は素泊まりらしい。朝起きて1.37ポンド更に払った。
9時過ぎに出発。切手代6np×2。
地下鉄Earl's Court→Holborn15p。
駅を出てからちょっと道を間違えた。
リュックを置いているといってもちょっと重い。
ブリティッシュMUSEUMは、さすが大英博物館というだけあって広場で思わず見上げてしまった。資本論の初版本があった。後は石ばかり。裏口でカメラを拾った。メーカ不明の一眼レフ。裏口の警備員に届けたら、いい子だいい子だ風にカメラを預かってもらえた。
さらに図書館に入ろうとして警備員に言ったら、切符を交付してもらえ、言うがどうするのか分からない。
待ち合わせ場所だが、トッテンガム・コート・ロードで13:05まで待ったが、来ないので、オックスフォード・ストリートかな、と思って行って(5np)みたが、この駅は分かりにくくて。
また、居なかったので、また戻った(5np)
着いたのが、13:25で、居たー。
13:30まで待って帰ろうと思っていた、と言った。ごめんねー。
ナショナル・ギャラリーへ行こうとしていたら、ここで、ランボルギーニミウラ」を見た。ボボボボと走って行った。車高の低いこと。
今日は荷物が無いので入れてくれた。
あった、あった、ありました、レオナルドが!別室に習作の聖母像。退色防止用にあえて光を落とした小部屋にあった。岩窟の聖母がまた別の部屋に!こちらは明るかった。すばらしさに感動、想像を絶すること、素晴らしきかな。あえて印象を残すため絵ハガキを買わなかった。アイスクリーム10np。
バス(トラファルガー→テイトギャラリー)5np。
テイトギャラリーには、ダリとマグリットがあった。ダリの絵ハガキを2枚4np×2。
ここでコーヒー9np1時間ほどおしゃべり。
再びバスでピカデリー・サーカスへ(5np)。アップルレコード前まで行き、写真を撮ってもらった。
人が混んで待つほど安くておいしいお店、ストックポットへ行って米のメシを食べた。
スパニッシュなんとか(30np)とスープ(2np)とシーザースサラダ(21np)。
だが、お金を換えるのを忘れたので出してもらった。
それから、ある有名なホテルのへ行ってその中のパブへ入り、ビール(おごってもらった)を飲んでいると、なんと「ハロー・リバプール」で日本では有名な「カプリコーン」が出てきて歌いだした。これにはビックリ。イギリスでは、あまり知られていないんだって。
ビールを飲み、お腹をちょっとこわしそう。
おねえさんが来て、ジョッキを片付けて、「飲まないなら、出てゆけ。」と脅される。
それでも、さらに、1時間ほどいて、9時に出た。
ピカデリーサーカスから15npで再びご帰還。大変世話になり、どうもありがとうーございました。
残金35-1/2np。
<解説>
THE STOCKPOTは、現在でも盛況のようだ。