甘酒の味

近隣に「越谷梅林公園」がある。
2月下旬から3月上旬にかけて、各種の梅の花を愛でることができる。
10年ほど前、子供達が小さかった頃、カメラを持って出かけたら、ちょうど梅まつりが開催されていた。
琴演奏、茶の湯接待等の出し物の中に、「甘酒無料サービス」というのがあった。
さっそく近寄っていって、それぞれ紙コップに半分ほど入れたのを貰った。
子供達にとっっては、甘酒は初めてである。
どんな反応をするかと思うと、ふたりとも「まずい!」の一言。
えっ、まずいの?・・・と思い、一口すする。
まったく、普通の甘酒の味である。
結局、後全部を小生が片づけた。
子供達にとっての甘酒は、普通の甘い物の種類の基準から遠く感じられたようだ。
小生子供の頃は、甘酒が貰えた時は嬉しく頂いたものだったが、飽食の時代チョコレートとかケーキが潤沢に口に入るので、味覚が違うのだろうと感じた。