ボロン

購入した東芝アイロンのカタログに「新素材BORONコートの『匠がけベース』誕生」
というコピーがあった。
BORON:ボロンというと、何か本当に「新」素材かと思うが、原子番号 5の元素:ホウ素の別名である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%A6%E7%B4%A0
高硬度の特徴は買うが、
「ホウ素コートの『匠がけベース』誕生」
よりも、商品は売れてナンボというキャッチ・コピーの巧みさに感心した。
で、ボロン。
どこかで聞いたことがあるな・・・と、思い出した。
最近、とんと更新ご無沙汰の本家ウェブサイトの家族旅行記でお世話になった、現地のジーオーの名前だったのだ。
娘がすっかりなついて、「ボロンちゃん、ボロンちゃん。」と付きまとい、帰国後も、「ボロンちゃん、なにしているかなぁ。」と暫く言っていたくらい。
実は滞在時、当のボロン(20歳台の青年)から、契約期間がもうすぐ切れるので責任者に、ボロンは良いので継続雇用するよう願いたい、ということをアンケート葉書に一筆願いたい旨を懇願されていたのである。
もちろん、当の会社へのアンケートには、当該の文言を折り込んだが、その後は不明である。
なにしろ、(当時)年収が日本円で10万円台と聞いたボロンであるので、就職問題は切実なことであったのであろう。
現在、娘に「ボロンちゃん、のことを覚えているか?」と聞くと、
「何のこと?」と、のたまう。そんなもんだろうか・・・