2006.06/16の日記にさらりと触れているが、実は、我が家の浴室にバチルス菌を用いて効果を挙げている。
具体的には、納豆を食した後の容器内のネバネバをざっと掻き取り、浴室のカビで汚れた部分に塗布したのだ。
これを、2・3メーカ毎に、日を置いて数回行い、その後放置した。
施術後、納豆の香りが浴室にこもることもなく、家族からなんら指摘されたこともない。
塗布後1〜2週間までは、実験を覚えていて状況改善の有無を確認しようとしたが、目立った変化が認められず、そのうち忘れてしまっていた。
効果を確認できたのは、数ヶ月後であったか。
そのときは、「あぁ、何か綺麗になったかな・・・」程度で、また忘れた。
こういうものは、「使用前」「使用後」の写真が必要なのであろうが、軽い気分で施したたため、「使用前」写真を撮らなかった。そのため今回、「使用後」写真は敢えて掲載しない。
以前は、天井の隅に点々と黒かびが認められたが、今は黒色自体が(自然と剥がれ落ちたか)無くなっている。
最近話題のカビに犯され傷んでいる壁画部分の対策に、このバチルス菌を用いてはどうだろうと、ふと思い、これを機にじっくり浴室内を点検したが、やはり黒カビの繁殖は認められないようであった。
もちろん、実際には事前確認試験を施し、厳密に評価することは必須である。
後世に残る宝物には相応の手段を講じることが必要であると思うところである。