全世界にピアノの調律師は何人いるか

Googleの面接試験、一体どのような質問をされるのか? - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070909_google_job_interview/
であるが、小生、どこかで見覚えていた問題があった。
それは、下記
15.
全世界でピアノの調律師は何人いますか?

である。
これは、類似の設問が、
2007.8/12の「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由」中に、
フェルミ推定
として紹介されていたからだ。それは、ある種有名な命題で、
・「シカゴにはピアノ調律者は何人いるか」
で、考え方は下記・・・
 全人口300万人、とする
 1世帯5人で60万世帯、とする
 20世帯に一台と仮定して3万台、とする
 1台あたり年1回調律で3万回、とする
 1人が1日2台、労働日数200日として調律年400回、とする
 割ると75人
と算定される理論である。Googleの設問は、これの拡張をすることで対処できる。
もちろん、実際にピアノ調律に携わる方の人数の多寡をマジに算出することが本来の目的ではない。
このような考え方(ができること)は、マクロ算定に有用で、当該本の「ドレイクの方程式」にもつながる思考方法なのである。