石油の終焉

―生活が変わる、社会が変わる、国際関係が変わる
原書名:THE END OF OIL : On the Edge of a Perilous New World〈Roberts, Paul〉
ISBN:9784334961817 (4334961819)
出版:光文社 2005-05-30
著:ポール・ロバーツ
訳:久保 恵美子
世界の全人間が、現在の日本では普通の生活をすることにおいてあたりまえであると思っている「電気・ガス・水道」を普通に使えるメリットを「平等に」享受できることは、もはやできない、ということを著した本。
今現在、貧しい国々の普通の民は、毎日、木切れを集め、不完全燃焼下の簡易炉で煮炊きをしている・・・という現実に気付かされてくれた。
また、クルマを燃費がより良いものに乗り換えるよりも、現在ある車を大事に工夫して乗る方が出費が抑えられる(環境に優しい)ことを知った。