電車台車のカーブ通過時のアクティブ制御

半蔵門線の大手町〜神保町間は、駅近傍にそれぞれ大カーブがある。
車両がそこを通過する際に大きな騒音を立てる。
音は振動であり、そこで無駄なエネルギーが消費されているということだ。
カーブであるから、レールと車輪のフランジ接触部で、カーブに伴う摩擦が発生し、ゴーゴー、と聞こえているのか。
普通の鉄道車両に採用されている二軸ボギー台車の心皿は、車体との接続において、ある程度の旋回を許容するしくみになっている。
この回転は、カーブに差し掛かるとその曲率に応じてパッシブに対応しつつ発生すると思う。
今の時代は、台車が線路区間のどの位置に、どれくらいの速度で走行しているのかは、簡単に分かるのではないか。
ということは、カーブのアールに合わせてアクティブに台車を最も最適な角度に設定してやることも可能、であろう。
そうすれば結果的に、低騒音・高効率・省エネが実現できるのではないか。
今日朝、同区間を通過しながらふと思いついたザレ言である。