エコキュート、オール電化

表題の会社から電話が掛かって来た。
エコキュートのお勧めだという。
オール電化にすれば、光熱費が約3割お安くなるという。
深夜電力を利用し湯を沸かす仕組みは、夜間電力の余力活用といおうか、電力の供給と消費を平準化しようという電力会社の努力である。
電力は、制御が簡単だが、貯めることが大変難しい。
昼間は企業に、夜間は家庭に、それぞれ消費して頂ければ有り難いので、電力会社は(かなりのインセンティブを出してでも)エコキュートを推進しているようだ。
その証拠に、一戸建て新築の広告に「オール電化」という文字を見かけることが多い。
住宅販売会社は、光熱費が安くなることはもちろんのこと、設備投資を少しでも安くしたいはずなので、十分にそろばんを弾いた結果そのようになっているのであろう。
逆に言うと、住宅会社が採用しないシステムは、ペイしないのである(太陽熱何とかシステムが、その例)。
閑話休題
最初のお話は、あくまで「新築時」に言える話であって、今ある設備を乗り換えることはどれだけ追加投資と相殺が期待できるか・・・にかかっていて、それ以外ではなかなか難しい損益分岐点だと思う。
であるから、一応お話を伺った、に留まった。