ハンダ盛りで直す

やれやれ、年末年始休みに合わせたようにトラブルか・・・
2007.1/21「ラジオ放送を定時録音する」で、英語の勉強にラジオ音声をPC取り込みしていることを記した。
取り込み用のPCは富士通のFMV-686NUである。
最近、時々音声でなく、ジーという単なる雑音のみが録音されていることがあった。
何気なく、PCライン入力3.5φプラグに触れると、PCのスピーカからジー音がタイミングを同じくして発生・復旧したため、不良事象の再発が確認できた
奇特な方が、公開されているノートPC分解紹介サイトを参考に、音声ボードまでバラシて、入力ジャックのハンダ付け部(写真)にハンダを盛った。
盛る前の肉眼チェックでは、ややハンダ量不足かとも思った。
亀裂部はよく分からなかったが、全部の端子部に追加盛りをした後は、プラグを揺さぶっても状態悪化はしなくなった。
音声ボード上に一体化されたジャック実装状態では、プラグ挿入後グリグリされた場合、ジャックハンダ付け部にストレスが集中し、容易にこの種の接触不良が発生するに至ると思う。
IBMの一部のノートPCでは、外から音声系統もプラグが挿入され(揺さぶられることによって)ジャックのハンダ付け部の亀裂発生防止のために、その部分だけ別基板に分けていたことを覚えている。
NU-686も、LAN端子は、別基板に分けて実装している。
LANコネクタはグリグリが多いが、音声系統の接触不良トラブルは稀、という判断なのだろうが、良いノウハウはどんどん利用すべきであろう。