月の科学

―月探査の歴史とその将来−
著:ポール・D. スピューディス
訳:水谷 仁
出版社: シュプリンガー・フェアラーク東京 (2000/07)
ISBN:9784431708827
月が無ければ、今の人間の世もなかった。
2000年出版で少々内容は古く感じるかもしれないが、月ジャイアンインパクトで生成された説は、ほぼ間違いないものとして記載されている。
1960年代からずっとテクノロジーが進んだ現在では、月面に再度人間を送り込むことは、もっと日常的に検討・遂行されて然るべきと思う。
なんといっても、月面:死の世界、から地球を見ると如何にこの世界が芳醇で恵まれているかが実感できると確信する。
p104、65億年前にメキシコのユカタン半島で起きた巨大な衝突(チフラブ[Chicxulub]クレーター)が恐竜などの生物の大量絶滅の原因であったという説は、今ではかなりよく確立している。
上記は、校正ミス。
誤:65億年前
正:6千5百万年前