デイビー・ジョーンズ氏死去

彼は、ザ・モンキーズの一員であった。
ザ・モンキーズ自体は、その頃の音楽産業のプロモーションの王道、
・若者をオーディションで集める・・・素材集め
・キャラクタを決める・・・方向性決定
・テレビ番組を作る・・・パブリシティ
・歌わせる・・・レコードを売る
ウマー!
という米国流金儲け策の権化であった。
それにまんまと乗り、中学時代の乏しい小遣いをセッセと注ぎ込まさせて頂いた。
 
如何に人工的に作られた偶像でも、4人はそれぞれ個性を持つ人間である。
ある程度成功すれば、外部イメージと内部実像との乖離に悩むときが来る。
解散後も、数回臨時復活したこともあるようだが、最終的には「ザ・モンキーズ」に対する意見の相違があった・・・らしい。
ご冥福をお祈りする。