油井宇宙飛行士、「宇宙」から帰還

「宇宙に行く」ことは、なにを意味しているのか。
今は、地球周回軌道に投入されているISSに乗務することが狭義の定義とされていると思う。
さて、その宇宙に行く境界、はどこにあるのか。
別に、行かなくても、よいのだ。
なにも、しなくても、よいのだ。
ここは、宇宙(の一部)なのだから、空中に飛び出さなくとも、皆「宇宙」にいるのだ。
この宇宙の中で、目覚め、朝食し、昼を迎え、日を見送り、眠っているのだ。
別段気にしにしなくともよい。
我々は、すべて、宇宙に暮らし、虚空を飛翔している。
温帯に居住すると、四季という無料のもてなしが享受できる。