さて二日目は、先の東日本大震災のTV中継された地点の名取川河口付近訪問。
大変ショッキングな映像で印象深く、2011.03/22に第三者撮影の仮想画像を紹介している。
上写真の白色矢印方向を撮影したのが下写真。
放送映像に鉄塔が映っていたのだが、何の目的か分からなかった。
名取川上流の釜房(かまふさ)ダムの管理施設と判明した。
下写真の「1」方向から撮影
当時上写真を眺めていて気になっていたのが。「2」のこんもりとした丘。
こちらも続いて訪問。
人工で築かれたもう一つの「日和山」であった。
名取川も閖上地区も、平常時に千年単位の突発事象が発生することの無常を考えることができた良い機会だった。
付近では、地盤嵩上げ工事がそこここで盛んに行なわれていたが、あと9百年ほど後には、堆積地上部重量効果で標高が低下していることだろう。
帰途は、国道6号線を南下。
浪江町、双葉町、大熊町、富岡町などの帰還困難区域を通過。
長者原の谷間で、海側に福島第一原子力発電所の塔群を垣間見ることができた。
停車して撮影すると、(おそらく)職務質問という結果が待ち構えているので、現認に留めて通過。