「ハイボール」の受け止め方の変遷

業務スーパー越谷店。
酒売り場で、来客が「缶入りハイボールは無いのか?」
店員「ここにあるだけ、無いものはありません。」
弊方「ハイボールなら、ここにあるウイスキーソーダ水でできますよ。」
   両方買って、混ぜるだけです。」
来客「『ハイボール』がないならいいや。」
店員「わたし、酒のことは全然知らなくて・・・」
かつて、飲酒可能年齢になったころ、大阪の大手ウイスキー会社のCMでは、“水割り”を推奨していた。
ハイボール」は、当時既に廃れたウイスキーの飲み方・・・とされていたのだ。
そのことから、口にしたことは無く、いまでもそれを引きずっている。
だが近年、当の大阪の大手ウイスキー会社が盛んに“ハイボール”を、綺麗なおねーさんを使って宣伝していて、すっかり本流の飲み方の一種とされてしまっているようだ。
しかも、その“ハイボール”そのもののCMイメージが既製「缶入り」、としてでき上がってしまい、それ以外からのインプットが難しい状況になっている一例を見た思いだった。