宇宙の「果て」になにがあるのか

-最新天文学が描く、時間と空間の終わり-

著:戸谷 友則

ブルーバックス新書  2018/7/18

宇宙の果てを定義するものについて、

・空間的な地平線としての宇宙の果て

・観測可能な宇宙の果て

のふたつ、があるそうだ。

著者は、過去の宇宙路の歴史から最新の宇宙論までを語る。

暗黒物質と暗黒エネルギ」は、宇宙の大部分を占めている「原子以外」の何者かという・・・

この実世界の原子ではない物って・・・

星間ガスの密度について、本書では、

1立方センチメートルに水素原子1個ほど(p149)

とある。当該事項について、

2005.06/05では、

宇宙では1立方センチあたりに平均1個

説と、

宇宙における物質の平均量は、大体一立方メートルにつき水素原子一つ

さらに、

2009.10/15では、

星間空間の平均の自由電子密度は0.03個/立方センチメートルくらい

を挙げている。

本書では、「朝日新聞」説に等しいようだ。

また「プランクエネルギ」の方程式(p96)が、ウィキペディアのものと違っているのは何故だろう。