失敗だらけの人類史

―英雄たちの残念な決断-
著:ステファン・ウェイア
訳:定木 大介、吉田 旬子 
日経ナショナル ジオグラフィック(2018/1)
ISBN:9784863134027
人間はどれだけ目先のことしか対応しないのか・・・
歴史を紐解き、解説した本。

興味深かったのは、ウサギをオーストラリアに持ち込んだ「トーマス・オースティン」。
ウィキペディアにも項目がある。
生態系を無視した結果、現在に至る大迷惑の元を為した。
対応のための“ウサギよけフェンス”は、
ケープ・カーオードレン~スタヴェイションボートハーバー間、全長1150kmと本書にはある。

グーグルで現地画像を見ると、
ザ・ロンゲストフェンス・インザ・ワールド:1837km

とある。

また、“ウサギよけフェンス”はウィキペディアには項目無いが、
ディンゴフェンス」は項目として有る。
野生動物に対する、〇〇フェンスは、有名無実だろう。