LEDサークラインの実装


交換前の3管球時の消費電流測定値は、1.6Aであった。
単純にLEDサークルラインに交換したときの値は、1.2Aだったので、0.4Aの低減にしかならなかった。
これは、AC100V→インバータ→LED
となっているためで、途中の蛍光管駆動変換部損失に変化がないことから、本来の目的達成には今一歩だ。
そのインバータを除去し、AC100V→LEDに直結配線変更したことで、
消費電流:0.7A・・・0.9Aの低減となった。
電流実測後の4万時間経過後の電気代低減見込みは、
90/1000×40000×26≒約10万円
になると見込まれたので、一応よしとしよう。
メーカ(エコデバイス社)の取付説明では、
・グロー球方式の場合は、当該球を除去
・その他の場合は、そのまま交換可能
とあった。
確かにグロー球の場合は必然的にAC電源直結となるので、消費電力低減になるが、
インバータの場合は、本来の目的の電気代低減を享受するためには配線に手を入れる必要がある。が、これをするにはある程度の素養が必要なので、結構難しいか・・・
昼光色なので、色味がやや青白くなった。一本くらい電球色を混在させても・・・と思ったが、特売品にはなかったので、フリンジ電球の電球色で救済。
「蛍光管→LED電球交換方式」なので、灯具自体はそのまま流用でき、将来LEDサークライン単体で交換可能なところがポイント。
下は、今まで使用していたインバータ基板。
なんと、30W,32W,40Wすべて同じ仕様の回路であった。