仕事と人間

-70万年のグローバル労働史-
著:ヤン・ルカセン
訳:塩原 通緒、桃井 緑美子
NHK出版(2024年03月26日)
ISBN:9784140819593/9784140819609
人間の仕事は、
非自由労働から自由労働へ、自営労働から賃金労働へと世界の労働環境が転換したことで仕事の意義が変わり、人びとの生活において仕事以外の活動に費やされる時間が増えた。この変化を促したのは、過去一世紀に重労働から機械化された軽労働へ、また知的労働へと段階的に移行したことである。自営労働と賃金労働から得られる収入はゆっくりだが確実に増加し、それとともに余暇と消費機会が増大した。人生はただひたすらつらいだけのものではなくなった。(下巻p206)
多少長くなったが引用・・・
本書は、(西洋史のみに立脚したのでは無い)地球的に展望した「仕事」から俯瞰した歴史本。

最古の硬貨の単位は、半時間分の労働に等しかった。(上巻p221)

ナポレオンは、敵が75歩/分で進軍するのに対し、部下を120歩~150歩/分で動かすことができた。(上巻p414)

共産主義体制下の「仕事の質」について、
自分の宗派と異なる教会の壁をつくっている煉瓦職人の動作は、自分と同じ信仰をもつ人が集まる教会で作業している場合の丁寧な動作とは、段違いであることが多い」(下巻p194)
とその差異が生じる理由を説明する。

現在でも存在する社会的不平等について、
合法的に雇用されている外国人労働者である(下巻p318)
と喝破する。同感。

壁取付のアナログ温湿度計をデジタルに更新

今迄は、アナログ指針の
・温度計
・湿度計
を壁面に吊るしていた。

温度計指針は、感覚的にそれなりの温度を示していたが、湿度計の方がダメで、年中約60%表示からさほど変化しなかった。
見慣れてしまうと、先日の「襟のサンプル」の様に、反って見えなくなってしまう・・・
ということに、気づき、手持ちのデジタル表示品(8255H)を起用することにした。

変更後、部屋内の計器の表示を確認すると、
・TV前設置:28.1℃、62%
・コーラ柄:28.0℃、57%
・今回更新:28℃ 、79%
と湿度計のそのバラバラ表示差に気づいてしまう結果となった。