「徒歩」が一万キロメートルを越えた

689日経過。
徒歩距離:10,016.0㎞。

平均距離:14.5km、最長距離:26.7km/4時間34分(35,067歩:変更有)
合計歩数:13,562,375歩、平均歩数:19,886歩
最北端:春日部市下柳 柳橋(下)交差点西詰(変更有)
最南端:草加市氷川町120付近(変更有)
最西端:さいたま市緑区 大道橋(変更有)
最東端:吉川市川藤 県道378号川藤交差点(変更無)

アメリカ史の真実

―なぜ「情容赦のない国」が生まれたのか-
著:セシル・チェスタトン
訳:中山 理
監修:渡部 昇一
祥伝社(2011/09)
ISBN:9784396650476
原著は、1918年に著された。当時の世界環境と(イギリス人)戦病兵であった著者の見地からアメリカ史を自分なりに消化して書き上げたものである(p6)
参考文献が限られる中での史実上の誤記や本人の記憶違いは、巻末に校訂・脚注が付されている。

主な項目は、
・植民地時代の黒人奴隷の位置付け
・独立宣言と独立戦争
・合衆国憲法
・リンカン大統領
南北戦争の始まりとその後

本多勝一氏は、「アメリカ合州国」と言い表したが、アメリカ諸邦連合:USAは、
「各州」と「各州連邦」の狭間で、人衆が分離され不平等なまま、近視眼的な立場を優先する国家であるのだなと認識した。

リンカンは、当初は奴隷解放論者では無く、南部連合離脱阻止を図るため武力に訴えた。
南部奴隷解放は、奴隷:敵の資産、を没収する目的で宣言がなされた(p319)ということは、新鮮に響いた。

見方が違うと言えば、p344の記述
黒人は人間であり、人間として自然権があったが、アメリカ市民の特権を要求する権利は無かった。
黒人は市民としてアメリカに来たわけではない(中略)黒人は奴隷として連れてこられ、入国
というくだり。

移民は自己意識による選択の結果として他国移住を望むが、奴隷は強制移住させられた。

理由も言わず、許可も得ず、自ら選んで仕事をせずにぶらぶらする権利の有無が、自由と奴隷制との本質的な違いである。(p365)
その(共和制に至る)歴史を知らず、いきなり無保護で放り出された結果も現在の姿に至る一因ではないかと思い至る。

燃料給油

セルフ店「宇佐美越谷南SS」。
積算走行:12594km、今回走行299.4km
航続可能距離:36km
給油:21.86L
積算アイドリングストップ節約燃料:50421mL
積算アイドリングストップ時間:11:54:05
燃費13.7km/L(表示:14.8km/L)
今回単価:156円/L・・・前回より4円/L安い
3,410-89=3,321円

最初のアメリカ人

―北アメリカ考古学物語ー
著:C.W.ツェーラム
訳:寺田和夫、加藤泰健、松谷暁子
新潮社(1974.3) 
本書の記述対象は北米であり、また原著初版:1971年なので、1997年に南米チリのモンテベルデ遺跡での1万4000年前の人類定住の証拠発見の件は載っていない。

最初に“アメリカ発見”したのは「コロンブス」では無く、ヴァイキングであるが、文化・文明的な影響・・・という意味で、コロンブスによってやりとげられた(p44)
北米での立場は、過去も現在も異なっている。北米考古学者が取扱うのは全て先史であり、〈書かれた記録という証拠のある歴史〉は扱わない。(p129)
世界の古代文明に纏わる〈大発明〉として挙げられている下記の中、
・車
・てこ
・くさび
・ねじ
・金属精錬
・文字
・織物
アメリカ諸文化では、「織物」のみが相当し、しかも著者は「土器」「動植物の栽培家畜化」が無いことに不満を記している(p211-212)
即ち、ヨーロッパ考古学流ではない新大陸側での視点から、一味違った流儀の文化を持った人びとが暮らしていたことを解説する。

新大陸原産のトウモロコシの原種:テオシンテ(ト)の話も、オハイオ州のサーペントマウンドも漏らさず取り上げている。

カーディフの巨人The Cardiff Giant”と呼ばれ現在東海岸クーパーズタウンのファーマーズ博物館にある石灰像の経緯は、書き物にあることをそのまま信奉する教条主義を揶揄していて面白い。

扇風機を捨てることとした

フト気づき、電子制御扇風機の待機電力量を測定した。

0.0645Aであった。
ということは・・・
6.45Wを未使用状態で消費している・・・を意味する。

即、廃棄することを決定。