神は細部に宿る

NHK総合朝のスポーツニュースで、件名の話題を、「1部リーグ復帰を目指す東京ヴェルディ」と題して取り上げていた。
ラモス瑠偉さんが監督に就任し、心機一転を期すチーム紹介が内容。
新監督の実地指導の元、メンバーの練習風景が流れる。
試合終盤でのスタミナ切れ克服のため、各自走ってパイロン・スラロームをこなしている。
何気ない練習風景のワンカットである。
しかし、小生は見た。
ランニングの最終パイロンに対して、選手の数人がそれを跨いだり、ショートカットをするのを。
ほんの小さなことである。
しかし、そこに心のゆるみを見た・・・と思うのは小生だけであっただろうか。
いわゆる最後の詰めをおろそかにする態度に・・・
細部に神は宿るという。
これで飯を喰う「プロ」として考えたとき、小さな日常をないがしろにすることを許す個人・組織において、望む物を得られるか疑問に思った瞬間だった。