ビデオリサーチからのアンケート電話

「こちらはビデオリサーチと申します。
このたび、通勤通学交通に関するアンケートを計画していまして、ランダムに電話番号を抽出し、今回あなたさまに電話を差し上げています。
謝礼は、2千5百円分の図書券です。
内容は、こちらからお送りするアンケート用紙に対して、5月中旬の交通機関利用状況をご記入頂くものです。
よろしいでしょうか?
はい、まずご住所から伺えますでしょうか。
はい?いきなりは難しいと?このご時世ですからね。
お掛け直しを下さるのですか?では、電話番号は・・・です。
責任者は、○○。私は△△です。
よろしくお願い申し上げます。」
 
で、その電話番号にかけて見た。
確かに、「ビデオリサーチ」と名乗って女性が電話にでた。
が、その電話は、事務局、とかで直接また△△さんとお話できないしくみ、とのことであった。
これは、異なことである。言われた番号に直接コールバックできないなんて。
そもそも、いきなり電話をかけてきて、住所氏名を即言え、というのは乱暴な話である。
こちらは、電話番号と姓を告げ、やはり協力できない旨を伝え電話を切った。
 
聞いてかけたその電話番号を検索サイトに入力すると、銀座の某画廊がヒットした。
電話を切ったあと気付いたが、今「図書券」はもう無い。「図書カード」である。ビデオリサーチともあろう会社がそのような手抜かりをするとは思えない。
同社のウェブサイト上にも上記アンケート実施中、という案内は、無い。
なにか嵌められそうになった気がする。
コールバックしたときに電話番号を告げたことは、不必要であった。
皆様も十分警戒されるように。