㈱イグルスのサマーセール

サンタフェ」ブランドのファッションメーカの夏のバーゲンのお知らせ葉書が来ていた。
以前半蔵門にお店があった頃は夏・冬のセールに万障繰り合わせて行っていたが、会社が移転した後、2002年夏のセールに一回行って他の人たちの買いモノっぷりに「圧倒」されて足が遠のいていたから、4年ぶりだ。
「圧倒」されたというのは、当日「バーゲンは初日開店時」との鉄則に則り、午前休を取って朝8時半からお店の受付に一番乗りし並んでみたものの、開店時に後続の人たちにあっというまに飲み込まれ、その人たちの買い方が、とにかく手に触れた商品をどんどん大袋に放り込んでゆくという剛毅な行動に、である。
おそらく、(セミ)プロの方々なのであろう。
サンタフェ・ブランドは、ユニクロ・ブランドのほとんど10倍ほど上代(値札の価格)をつけている、が縫製がしっかりして、センスが優れた高級製品である。
ただし、着るとworn outするのはしかたがないことである。決して10倍長持ちする、ということではない。
高級品とは、(高価格を維持することで)結局流通量の少なさからくる希少性からもたらされる幻想かも知れない。
閑話休題、その高級品は、バーゲンの、しかも少々難有り品しか、買える価格に下がってこないのである。
一品のみでも、それが気に入れば、大変お得に手に入った気分になる。
今年の夏は2日間で、たまたま2日目の午後社用で近くまでアクセスできたため寄った。
オフィスを流用した店内は、さすがに空いていた。
中年サラリーマン風の背広を着た小生が入口に立つと、お嬢さんがやや反応したが、案内葉書を受付箱に投函すると、すぐにフリの人間ではないと理解してくれた。
会場内商品は、センス良い、お値段良い、ものばかり。
ここで、カジュアル靴をやっと思い切って一足購入。
上代:¥33,600.−
購入価格:7,350.−(78%引き)
実は、サンタフェ・ブランドのカジュアルシューズは、大変造りが良いのである。
小生のカジュアルシューズは、実は、すべてサンタフェ・ブランド。
10年ほど履いた靴がさすがにヤレてきていたため、後継品を探す目的もあったのだが、一応目的は達したか。