消耗品ビジネスモデル

競争激しい世の中でも、ライバルを蹴落とし、ある程度のシェアを獲得すると、利益が確保できるオイシイ業界がある。
それを、「消耗品ビジネスモデル」と勝手に名付けた。
その1.インクジェット・プリンタ、商法
本体は、お安く提供し、とりあえず買って頂く。
その後の消耗品「インク」でがっぽり儲ける。
仕組みは、インク・カートリッジに搭載したICチップ。これにより純正以外品を排除することができる。
 
その2.ラベル印刷機、商法
こちらも本体は、お安く提供し、とりあえず買って頂く。
その後の消耗品「テープカートリッジ」でがっぽり儲ける。
仕組みは、他社と互換性ない独特の形状。これにより純正以外品を排除することができる。
 
その3.電気カミソリ、のモデルチェンジ商法。
人間の顔面に生えてくるヒゲ、それ自体は十年一日の如く変化ないが、電気店店頭にある電気シェーバーの変化の激しさ。
ある程度年月が経過すると、内刃網刃の供給を計画的に順次出荷停止させる。
まだ本体動作はぴんぴんしている(本体構造は堅牢な造り)のに、替刃が入手不能になると、結果的に買い替えを強いられる。
これも巧妙に仕組まれた「消耗品」ビジネスモデルの応用であろう。