旧ダイエーロゴの終日

朝の電車から眺めることができるマルエツ松原店
http://www.maruetsu.co.jp/shop/shop.php?shop_id=39
の屋上店舗マーク外側に足場が組まれていた。
マルエツは、旧ダイエーロゴマークを長らく使用していた。
広報発表で、新マークに変更するとアナウンスされてから暫く、ついにそのときがきたようだ。
思えば就職し、生活を昭和51年から始めた神戸の地がダイエーのお膝元で、日の出の勢いの頃であった。
その頃、三ノ宮を歩けばダイエーの店舗ビルが林立していた。
「ジョイント」とか「パレックス」とか「スポーツワールド33」とか・・・今はどうなっているのだろう。
星電社」なんてのもあったな。
閑話休題
ディーを大胆にアレンジした意匠は、地平線から昇る太陽を思わせるようなシンプルさの中に力強さを表していたように感じた。
それから幾星霜、電車内でお喋りする女性の会話をそれとなく聞いていたら「ダイエー?最近全然行ってなーい!」という内容が聞き取れるほど、時代が変わった。
ディーマークの表現に手垢が付き、陳腐な時代遅れのイメージに変わってしまったのか。
「コロナ」というブランドイメージにも手垢感がついたと感じたのか、トヨタ自動車は「プレミオ」に変更している(が、このセグメントは中途半端だと思う)。
一方、三菱自動車は、「コルト」を復活させている。(最近はどうであろうか)
更に視線を転じると、「SONY」「HONDA」は、昔も現在も、斬新性あるイメージで売っている。
いわゆる「ブランド・ロゴマーク」は、中身の如何によってイメージも必然的に変遷せざるを得ないのだろう。