ある日、電話が鳴り、それに出た。
三洋電機から、だという女性であった。
バックサウンドが結構騒がしく、その内容から類推して、アウトバウンド・テレマーケティングのセールスのブースから、のようであった。
曰く、
家庭用太陽電池発電システムの紹介、だという。
ソーラーパネルを屋根に設置すると、家庭内の光熱費が安くなり、余った電力は電力会社に売ることができ、二酸化炭素は出さない、よいことづくめ。
小生の答え(対応)は、
売り込み時には、口当たりの良い内容でお勧めされるのは理解できるが、それが本当にペイするかどうかは、インターネットを少し検索すれば、答えは簡単に分かる。であるから、電話を切らせて頂く。
というもの。
お試しに、「家庭用太陽電池発電」とか「太陽光発電」とかで検索されるとよい。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2148189.html
の応答は、かなり参考になる。
実際この種の商品は、価格が現在の1/10程度にならない限りは、全然割が合わないのである。
元が取れるものならば、新築住宅が皆そうなる。そうならないのは、確たる理由があるから・・・である。
うーむ、大丈夫か、三洋電機。
電話元は、当然どこかの代理店であろうが、貴重な経営資源をこのような商売手法に割り当てるような対応を取っていると、本当に明日は無いかもしれないぞ。
以前(2006.12/27)にもそのことに関連する内容を、取り上げたことがある。
ミニゴリラのカーナビは、鳥取三洋電機製らしいが、本体が逝くとそちらも風当たりが大きいであろう。
どうか、真っ当な、我々が本当に望むものを世の中に供給して下さる様、お願いする。
