徒然草、第五十六段

相手のことを考えないこと
例:
徒然草、第五十六段
久しく隔りて逢ひたる人の、我が方にありつる事、数々に残りなく語り続くるこそ、あいなけれ。
隔てなく馴れぬる人も、程経て見るは、恥づかしからぬかは。
つぎざまの人は、あからさまに立ち出でても、今日ありつる事とて、息も継ぎあへず語り興ずるぞかし。