ローバー、火星を駆ける

―僕らがスピリットとオポチュニティに託した夢
著:スティーヴ・スクワイヤーズ
訳:桃井 緑美子
早川書房 (2007/09/25 出版)
ISBN: 9784152088604
2008.12/29に紹介した「太陽系はここまでわかった」にも、20043年に打ち上げられた火星への二大ミッションのことが記載されていた。
これは、その「スピリット」と「オポチュニティ」が如何にして計画され組み上げられ打ち上げられ調査されかを計画責任者が著した本。
その2台は、2009年1月現在、火星の地で健在である。
米国では、機会を捉え訴求するやる気があれば、このような素晴らしいプロジェクトに携わることができる。
p15で、
「教員の職に空きがあるので興味はないかという。まったくなかった。」
とある。
著者は、直後の下りではコーネル大学に職を得ているので、上記は、
「教員の職に空きがあるので興味はないかという。大変あった。」
ではなかろうか。
両方の調査ローヴァーとも、JPLのウェブサイトで大変興味ある内容を見ることができる。