電線被覆材料の選定

高温多湿の日本では、外車のエンジンルーム内環境は、恐らく本国評価基準以上の厳しい状況下に晒されると思う。
経年劣化で、外車ハーネス被覆材料がバキバキになる例、は良く知られている。
日本車が世界中で人気なのも、電線被覆材料の選定において、この点も織り込んで作り込んでいるためであろうと推定する。
一概に「欧州の高級車」はメンテフリーと信じ込まずに、劣化する部分に対する定期的な保守が必要であるという良い事例である。
逆にこれがあるから、(業者さんは当然知っているので)その手の車の中古価格が維持できないのであろう。