S-4C-FBに入った切れ込み

f:id:fourvalley:20190902061400j:plain

同軸ケーブル更新の一環で、居間からエアコン穴経由外部に通している同軸(S-4C-FB)ケーブルの余長部を室内に取り込もうをしたが、引き込みができない。
仕方が無いので、外部に引っ張り出して、驚いた。
ケーブル外皮から外部導体、ポリエチレンシースが切り裂かれて内部導体付近まで(内部導体自体に損傷は無し)がざっくり。
当該同軸は、新築時のエアコン工事で穿孔したところの隙間に、以前から通していたもの。弊方最初の通線時に、このような切れ込みを自ら入れてはもちろんいない。
一番最近は、2011年4月に現在使用中のエアコン工事のときに、ケーズデンキの工事業者が施工している。
ということは、上記の業者の仕業としか考えられない。
当該工事時、電源系統配線の件で工事業者と少々あった・・・ので、それの意趣返しを仕込まれたか。
普通の感覚ならば、ケーブルをざっくりやったら、「やっちゃいまいした」と言うもんね。
現物は、実に微妙な感じで受傷している。
伝送特性変化は即時には表面化しないが、経時で水分が浸透した当該部でインピーダンス不整合が発生・拡大し、伝送損失が大きくなる。
しかも、当該ザックリ部は塗りこめてしまうので、外部からは分からない。
プロならではの仕業。