“無料の”傷害保険

クレジットカード会社から、「安心の補償サービス」をお届けします、との案内が、来た。
今までも良く受け取っている種類のDMだ。
今回は「交通事故による死亡保険金:30万円」を掛け金無料で提供する、というもの。
申し込み者本人が“死亡”した場合、この保険金の請求は“誰がする?”のか・・・
という問題がある。
無料だから・・・という軽い気持ちで申し込んだとしても、保険証書交付はない。
ということは、遺族側が当該保険の存在を知るチャンスはほとんど無い。
故に、保険金支払い機会はほとんど無い。
一方、申込者側の個人情報のいくばくかは、保険会社に入る。←これ。
大規模にDMを打てば、個々分のコストは低下する。
ひょっとして、オプションの保険加入売上が期待できるかもしれない。
何回も何回も同様のDMを受け取る、ということはこの商法も成り立っている・・・ということなのだろう。