英検合格方法

以前、神戸1976(昭和51年)から1982年(昭和57年)まで神戸に住んでいた。
この頃、一念発起して、英語を勉強した。
NHKのラジオ英語会話を3年間聞いた。
録音等はせず、放送時間にラジオのスイッチを入れた。
聞くだけではなく、スキットの全文を暗唱し、放送で流れる会話に乗せて一緒のスピードで喋るよう、練習した。
3年後、なにか効果が表れて来たような気がした。
そこで、学生時代取った英検3級からステップアップし、英検2級に挑戦することにした。
筆記試験は、合格した。
面接試験は、神戸市内山の手の某学校で実施された。
通常は、教室として使用されている部屋が各々面接試験会場に変わるのだ。
小生を含む10名ほどが、廊下で待機して、名前を呼ばれたら順番に入室し口頭試問を受ける。
順番は、一番最後であった。受験者の顔ぶれは、勤め人の小生よりもほとんど若い面々であった。
中から名前をコールされて、入っていく。全員そのままドアをがちゃりと開けて、ヌー、という感じで。
それは、ないゼよ。と思っていた。
順番が来た。名前が呼ばれた。
ドアを「コン、コン」とノックした。
"Please!"
という声を確認してドアを開けた。
その試験官の顔を見た瞬間に、「合格」を確信した。
結果は、もちろん、合格であった。