15.75kHz

NTSC方式テレビジョンの水平発振周波数である。
正常に動作するTVからは、その周波数が音声領域の高音として(大音ではない)、近傍に放射されている。
10年ほど前までNECのマルチスキャンディスプレイPC-TV455を持っていた頃、TV放送受信時には15.75kHzの発振音が聞こえるが、PC切替時には聞こえない(24.83kHzは可聴レンジ外)ということは、認識していた。
その後、気にしなくなっていて、最近のTVは防音性能が向上したのかと思っていた。
最近娘が、「お父さんの部屋から、キーンという音がする。」と言ってきた。
急いで確認、電気は消えて何も動作していない・・・と思ったら、TVがビデオ入力(黒画面)状態で電源ONであったのだ。
娘には聞こえている音が、小生には聞こえない。
ショックであった。
老化の順番は、ハメミミと定義する。