朝出勤時の異常時対応

朝出勤時、北越谷駅に着いたのは、6時48分。
通常ならば、電車出発案内表示は、「6時49分発中目黒行」になっているが、まだ「6時44分始発中目黒行」のままであることに気づく。
いぶかしく思いながら、ホームに上がると、普段の2倍の乗客状態で始発電車が待機中であった。
小生のいつもの乗車位置の最後部付近に進むと、車掌さんが3人ほどいた。
「どうしたんですか?」
「大袋〜北越谷間で人身事故あり、防護無線発報のため発車できません。」
「なるほど。」
ここで考えた。
・大袋は、北越谷から下り方向にある。
北越谷駅は、電車の折り返し駅である。(上り方向は複々線、下り方向は複線区間
・事故点は、高架上にある引き上げ線からさらに下り方向の、踏切上であろう。
・通常ならさらに下り方面の北春日部から来る6時49分電車が、大袋駅手前で抑止されていると思われる。
・いつもは、6時49分発電車と6時54分発電車を見送り、6時57分始発電車に「座って」乗車している。
・電車運用からしたら、目の前の電車に無理に乗らなくても、これを出した後57分始発を次発として電車運用に充当するであろう。
これらのことから、最後部最先頭位置で待つこととした。
果たして、当該電車出発後、小生目論見通りの始発電車がしずしすと入線してきて、これの定刻の57分頃に発車できた。
もっとも、途中駅で溢れている客扱いに余分の時間を要し(最終的にドア開閉に支障が出るほど混んでいた)、北千住には15分遅れとはなったが。
最初の電車に無理矢理乗り込んでいたら、ぎゅうぎゅう詰め電車で朝からクタクタになっていただろう。