天井照明

現在販売されている高性能の蛍光灯照明には、ほとんどインバータが内蔵されている。
一方、蛍光管は結構発熱し、それが近くにあり、なおかつ天井部はただでさえ熱がこもりやすい環境下にあるため、インバータの電子部品は悪条件下にある。
特に夜間常時点灯の居間の照明は負荷が大きい。
今のシーリング照明(十数年前購入)は、外見上は変化無いが中身の回路は換骨奪胎している。
当初仕様は、丸型30W、32W、40W(全インバータ・ドライブ)、プラス60Wミニクリプトン電球×4さらに中央部にダイクロイックハロゲン電球(2005.9/21&22掲載)、である。
売り込みは、リモコンで各種あかりモードが切り替えられる仕組みであったが、物珍しさが一通り終わると、全力点灯モードしか使わない状態であった。
60Wミニクリプトン電球×4が煩雑に切れるので、電球型蛍光灯に電球台を変更して全部交換した。
蛍光管は変化ないが、ドライブするインバータは当初のものの電解コンデンサ(ケミコン仕様を見ると耐温度150度仕様を使用していたが、さすがに経時で寿命がきていた)が原因で、丸管が点灯しなくなった。
代替品は、粗大ゴミの日に出されていた廃品照明器具の臓物である。寿命を見越して事前に入手手配をした。
で、それは大丈夫なのか?・・・(約二分一の確率で)上記に挙げた故障原因のもうひとつに、ひっぱりスイッチ取付け部の基板ハンダ亀裂→接触不良→不点灯になる事象がある。
これが原因であると、当該部を再ハンダすることで機能回復が可能になる。
で、当該故障品がその原因であることを確かめた後、交換した訳である。
蛍光灯は、標準化されているので、同等の消費電力対応であれば、何ら問題ない。
これでまだ使えるインバータ基板が再生できるので、環境CO2問題にも寄与することができたと思う。