電解コンデンサ

電気製品に用いられている電解コンデンサは、通常の使用で約10年ほどすると寿命を迎えることが多い。
特に電源部に使用されている大容量品は、劣化が早いようである。
最近でもある特定の機種のPCのマザーボードに装着されている特定の電解コンデンサが急速に劣化したことは、方々の掲示板で話題になっていた。
長らく電源接続をされたことが無いと思われる旧い製品は、いきなりACラインに突っ込む前に内部を見たほうが良い。
コンデンサ外被、コンデンサ本体、電極部に何か異常がないかをじっくりとみて、何らか、隣の品と違う状態にあれば、劣化を疑ったほうがよい。
交換時は、極性に注意すること。逆接すると破裂する。
また、技術の進歩で同じ容量・耐圧品は小型化されていることが多いので、基板にピンバイス等で穴開けする必要がある場合もある。