半田亀裂


2階の部屋の照明が点かない・・・と朝言われた。
丁度良い時期に壊れてくれた。
小泉産業のBHN-34521。
これは、1992年8月に現在の家に引っ越しした時を契機に、御徒町多慶屋で@22,000円で2台購入した内の使用頻度が高い方。
直管20W×4本を駆動するインバータ照明である。
ヒューズは切れてなかった。
上写真矢印部のハンダが浮いている。
部品が高温になって端子部に伝導し、導通状況が悪化する方向になると、悪循環でハンダ付けの機能が損なわれる。
いつものように、全ハンダ付け部を再盛りハンダして修理完了。
念のため電解コンデンサの容量を測定。
200V/680μF→500μF
50V/4.8μF→5.3μF
実用上問題ないことから、継続使用とした。
本製品に使用されているケミコンはそれだけで、設計者の優秀性が伺える。