コン・ティキ号探検記

小学生時代、学校の壁新聞に、園山俊二さんの漫画で、「『コンチキ号漂流記』は面白いから読みなよ。」という内容のものがあった。
試しに読んでみると、本当に面白く、あっというまに読了した。
今から思うに、青少年向けのダイジェスト版であったのであろうが、主材質のバルサ大木の端をちぎってみたら海中に沈んでいくのをみて、仲間に黙っていたら、数人同じようなことをやっているのを見た、という印象ある場面は覚えていた。
で、最近「コン・ティキ号探検記」水口志計夫氏訳、トール・ハイエルダール著1975年版を再読した。
本仕様(?)なので、カット無しである。若き当人が自説証明のため、事前準備から、本航海、さらには事後交流に至るまで、やはり一気に読めた。
当時は、「トール・ハイエルダール」なのだが、現在では「トール・ヘイエルダール」と表記が変更されているようだ。
原語では、
Thor Heyerdahl及びKon-Tiki。到着したのは、Raroia島。
詳細は、
http://en.wikipedia.org/wiki/Thor_Heyerdahl
奇しくも、今年、彼のお孫さんのオラフ・ヘイエルダール「Olav Heyerdahl」氏がはやりバルサ材の筏タンガロア(Tangaroa)号で、太平洋を横断されたようだ。
http://tangaroa.nettblogg.no/english.html
1947年には無かった、GPS、SOS発信機:PLB、ソーラーセル等の装備は可能であったとは思うが、やはり冒険であっただろう。