吹き替え

朝日新聞12月1日夕刊7面の記事で「吹き替え 文化運び50年」との紙面をつらつら読む。
中で、目にとまったのが、下記部分。
「話題作りのため、声優に人気俳優を積極的に起用し始めたのも80年代後半から。だが、中には不評を買った例もある。」
ここまで読んで、ハタと膝を打った。以前そのようなことがあった、ような・・・
たしか、レオナルド・ディカプリオの「タイタニック」、フジテレビ系列での地上波初登場時だった、と思う。
日本語声優が、まさしく、ダイコン、であった。
聞き続けるのが白々しく・痛々しくて、途中で英語音声に切り替えてしまったくらい。
20世紀を代表する映画(の一本)が、そんなことで毀損されるのがまったくかわいそうだったことを思い出した。
 
さてなぜ、演技力のない役者を嘲って「ダイコン役者」というのか。
ダイコン:大根は、(消化が良くて)当たらないから、そういうのである。