無駄な待機電力の削減

BSアンテナのコンバータとブースタに対しての電源(15V)供給は、BS付ビデオデッキから行っているが、電源断状態でも、カセット挿入口から手を突っ込むとほんのり暖かいので、無駄な待機電力を消費しているのではないか・・・と思った。
BS付ビデオデッキ(東芝A-BX6)の消費電流は、
・待機状態(BSアンテナ向け負荷有り):0.17A
・待機状態(BSアンテナ向け負荷無し):0.11A
手元に、たまたま、電圧仕様が同一の東芝リブレット用ACアダプタUA0417P01(15V、2A)があったので、これを起用した。
が、好事魔多し。電圧が出ない。壊れていた。
この修理に、手間を食らった。
アダプタ本体は、(ネジ止めではなく)ミゾ嵌め方式であるので、カパカパとドライバで解体。
中を見ると、コイルがブラブラしているのが分かった。このブラブラで基板とのハンダ接続部でリードが疲労折損していたようだ。
コイルを外し、一巻き分、巻き戻して再度ハンダ付け。今度は、ブラブラしないように、ホットボンドで内部固定。
DC出力部のコードを交換し、片端F型メスコネクタを接続。
さて、ACアダプタ供給での消費電流は、
・BSアンテナ向け負荷有り:0.05A
・BSアンテナ向け負荷無し:0.01A
と、三分の一程度に低下した。
ほんのわずかではあるが、24時間通電なので、少しでも使用電力低減化をすることが望ましいのである。