TV-M33内部改造

カシオ計算機の小型液晶テレビTV-M33には外部映像・音声入力端子がある。
ふと思いついて入力の可否を試した。
入力端子は、3.5φのステレオミニジャック。
映像系は、NTSC
音声系は、モノラルライン。
取説が無いので、適当に試したら、ステレオプラグの尖端電極:音声、中電極:映像であるようだ。
で、映像が白っぽくて通常の見え方ではない。
経験上、映像のインピーダンスミスマッチ、即ち75オーム終端されていないとそのような映り方になるので、本体を開けて、内部の映像信号を受ける端子を75オームで接地した。
組み上げてビデオ入力をチェック。綺麗に出るようになった。
が好事魔多し。
通常のチューナ選局のビデオ映像が破綻している。
うーむ。今度は液晶ドライブ側でインピーダンスミスマッチしたようだ。
仕方が無いので、又開腹して抵抗を外し、3.5φプラグ内の映像端子側に終端抵抗を移設。
今度は、放送も外部入力もまともに見られるようになった。