新幹線柵内保守作業

ニュースで、下記の内容が配信されていた。
山口県防府市内の山陽新幹線徳山−新山口間で先月29日、降雨の影響で線路を点検していた保線区員がいたにもかかわらず、誤って徐行規制が解除され、新幹線のぞみが当時の規制時速を160km以上超える285km前後で、近くを通過していたことがわかった。
当時、同区間には線路から約4メートル離れた通路に保線区員がいたが、けがなどはなかった。
 
新幹線の現場で働いていた昭和52年頃、線路脇にある沿線電話機の保守に出かけたことが再々ある。
上記のような徐行手配を実施するようなことは無く、電車が見えると防護柵にとりつく、とほとんど時を置かず、背後約1m地点付近を新幹線ひかり号が時速210kmで轟々と通過していったものであった。
唯一の救いは、新幹線車両のトイレはタンク式で、黄禍の洗礼の心配はなかったことだ。
今回、4メートル離れていたら、285km/hでもそれほどの影響はなかったのではないか。