業平橋

20数年前の頃である。その頃神戸に住んでいた。
たまに、(少々お高かったと覚えているが)仲間と行ったのは、「プレイバッハ」。
そこは、国道2号線を大阪方向に走り、神戸市から芦屋市に入るとすぐの業平橋西詰を右に曲がり、芦屋川右岸を海岸に向かって走るところにあった。
関西人にとっては、国道2号線芦屋市内にある「業平橋」は、
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&ll=34.731262,135.302575&spn=0.008324,0.020428&z=16&om=0
空気のような存在で、敢えて辞書を引かなくとも当然そう・・・という場所にあった。
さて、その見慣れた日常に潜む、落とし穴、というところか・・・あの「広辞苑」に、誤りがあったことが最近発見されたそうだ。
手許の電子辞書「広辞苑」第五版、を引くと、
兵庫県南東部の市。阪神間の住宅地。もと精道村の大字の名。万葉集の菟原処女(うないおとめ)、在原の行平と松風・村雨の伝説などの舞台。人口7万9千。
とある。
が、
行平と松風・村雨姉妹の恋愛を描いた謡曲「松風」は兵庫県芦屋市ではなく、須磨(神戸市)が舞台。55年の初版時から表記され、見過ごされてきた。
そうだ。(上記、asahi.comから引用)
 
件の「プレイバッハ」は、現在、ゲストハウス-achaque-
www.achaque.co.jp
として、営業をされているようだ。