鶴丸の危機

日本航空が米国キャリアに援助を求めていることが伝えられている。
海外で見る「鶴丸」は、何の違和感も無く「日本」の象徴としてのサインがあった。
当過去ブログ
2005.8/2(1974年)8月2日(金)
2005.8/13(1974年)8月13日(火)
においてでも、欧州の大都会ではまず「日航」の営業所に赴き「当然のように」市内地図を所望し、またそれはなんの障害も無く叶えられた、ことを記している。
本日、天声人語氏が海外駐在時、空港に羽根を休める鶴丸を見て、『里心をちくりと刺し(中略)故国とつながっている安らぎも覚えた』とあった。
 
かつて「鶴丸」は、「日の丸」であった。
しかし今、その後者の方が「親方日の丸」という悪しき比喩の一環として報されている。
国鉄にしろ、巨大組織が持つ硬直化という避けられない傾向に人間の性(サガ)を見る。