抜歯


僅かに一体しかない貴重なわが身のパーツが、今日またひとつ減じられた。
最近では、2009.1/5に親知らずが体内から離れている。
右上の犬歯が、歯周病でグラグラになって、限界を迎えたのだ。
永久歯に生え変わるときの萌出時期が周囲の歯よりも遅かったことから、犬歯のための余地が少なくなったため、それらは左右とも唇側転移をしていた。
現在は歯列矯正の概念が発達していて、そのようになるまえに手を打つのであろうが、(現に次男には、当該施術を施しているため輝くような歯列を有している)、わが身の幼少時は自然のままにうっちゃられていた。
良く言えば八重歯である。
体質もあると思うが、歯肉が衰えたところに炎症が進んだ結果、写真のようにセメント質が黒変している。
いままで、一緒に生活を共にし、方々に出かけた愛しい「歯」ではあるが、当日を持って今生の別れとなった。
この写真をもって墓標とする。
外観上の補充手立てについては、即日なされた。
処方薬
・フロモックス錠
ロキソニン
イソジンガーグル